大きな真空変動もなく、安定した溶存酸素を取り除いた溶媒を、送液ポンプに供給する高性能な脱気装置が完成しました。
パルスモーターと独自の制御ソフトの企画・開発を行ったことにより、真空ポンプの連続運転においても高耐久性に成功しました。 そして装置作動中は、常時大気導入機構の自動クリーニング方式で真空ポンプの長寿命が実現します。
チャンバーユニットの透過膜は、テフロン®AF（アモルファス　フルオロポルマー）を使用していますので、 溶媒の使用はとても少量で済みます。高性能の真空ポンプと透過膜との組み合わせで、 マイクロ送液からセミ分取までの幅広い流量範囲をカバーの対応できます。

大型のLCD表示で、連続運転中の真空状態をリアルタイムで確認できますから、安心度が違います。 そのうえ、駆動部・高真空・液漏れ（配管の劣化管理）の各箇所の監視により未然にトラブル回避動作を自動で行いますが、 どうしても劣化してしまった場合は、エラーNo.を表示してお知らせします。